有期雇用と比較するのは 同一労働同一賃金を検討 「短時間」は通達で解釈あり
2019.06.06
- Q
上司からいわれ、「同一労働同一賃金」について色々と研究しています。パート・有期雇用労働法の解釈例規をみると、パート(短時間労働者)については「誰が比較対象になるのか」細かな説明が付されています。一方、有期雇用労働者に関しては比較対象が明確ではありません。どのように考えたら良いのでしょうか。【神奈川・D社】
- A
-
通常の労働者全てが対象
パート・有期雇用労働法では、「通常の労働者との均衡のとれた処遇を図る」ため各種の規定を設けています。「通常の労働者」という文言が、多くの条文に登場します。
しかし、それぞれの条文の性格・目的に応じて、内容に微妙な差異があります。
ご質問にある「パートの比較対象」は、2条(定義)に関するものです。解釈例規(平31・1・30雇均発0130第1号)では、図表も用いて細かく解説しています。
通常の労働者については…
この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン
労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。
詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。
関連キーワード:
令和元年6月10日第3212号16面 掲載