高額療養費の仕組みは? 病気入院し給付どうなる
2019.09.27
【健康保険法】
- Q
小さな会社で、総務全般を一人で担当しています。中堅従業員の方が、病気で入院することになり、高額療養費のことで質問を受けました。私自身、家族の関係でずいぶん昔に高額療養費の請求をした経験がありますが、かなり記憶はあやふやです。現在は、どのような仕組みになっているのでしょうか。【大分・H社】
- A
-
認定書を事前に請求する 窓口支払い限度額まで
被保険者本人が医療機関で治療を受ける際、70歳以上の方を除き、窓口負担は3割が原則です。しかし、費用が著しく高額となる場合には、健保から費用の一部が填補されます。これを高額療養費といいます(健保法115条)。
具体的には、所得区分に応じて自己負担限度額が定められていて、それを超えた分が補助の対象となります(下表)。…
この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン
労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。
詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。
関連キーワード:
2019年10月1日第2339号 掲載