資格取得手続きどうなる 窓口の一本化を図る方針
2019.11.30
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厚労省管轄の保険関係ですが、手続きの簡素化が進められていると聞きます。労基署・ハローワーク・年金事務所などに窓口が分かれていますが、一本化を図る方針のようです。雇用保険については、どのような改善が実施されているのでしょうか。【兵庫・K社】
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社保もハローワーク可 喪失届や転勤届も対象に
令和元年9月27日に、健保則等を改正する省令が公布されました。関連するのは、健保則、厚年則、徴収則(労働保険)、雇保則、石綿健康被害救済則(一般拠出金)などです。改正の目的は窓口の一本化等で、施行は令和2年1月1日からです。
雇用保険では、資格の得喪関係と事業所設立関係で変更がありました。
実務的な影響が大きいのは資格の得喪関係で、対象となる手続きはは以下のとおりです。
① 被保険者資格取得届(6条)
② 被保険者資格喪失届(7条)
③ 被保険者転勤届(13条)上記の届出は、ハローワーク所長に提出するのが原則です。
しかし、雇用保険と社会保険(健保・厚年)は、一部のパート(短時間労働者)を除き、セットで加入するのが普通です。この場合…
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2019年12月1日第2343号 掲載