「加熱式」は喫煙可能に? タバコ禁止どう取り組む
2019.12.01
【衛生管理】
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東京オリンピック・パラリンピックも近づき、当社でも社内禁煙に取り組もうということになりました。愛煙家からは、「落ち着ける」「喫煙家同士の情報交換」など、喫煙のメリットも言われるなか、全面禁煙でなくアイコスなど煙の出ないものはOKにしようという提案が出ています。実際、煙の出ないたばこは受動喫煙がないのでいいような気もします。どのように対応すべきでしょうか?【神奈川・O社】
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本人疾患リスク低減せず 健康増進法でも規制対象
アイコス、ブルーム・テック、グローといったブランドのたばこは「加熱式たばこ」といわれ、タバコの葉に直接火をつけるのではなく、これを加熱してニコチンなどを含んだエアロゾルを発生させる方式のたばこです。紙巻きたばこと比べて有害物質が90%以上低減されている、といった宣伝をご覧になった方もおられると思います。また、火をつけないので原則として副流煙がないともされています。
加熱式たばこは、喫煙者の口からのエアロゾルの呼出があり、…
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2019年12月1日第2343号 掲載