繰上げの損得は何歳に? 61歳から2年分前倒し

2019.12.29 【厚生年金保険法】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

Q

 退職したOBから、「現在、経過措置により65歳前から年金をもらえる人も、さらに繰上げ請求が可能で、自分も繰上げを選択した」という話を聞きました。しかし、早めに受給するメリットがある反面、デメリットもあるはずです。損得の目安は、どのように考えるとよいでしょうか。【徳島・M社】

A

約14年を超えると損に 基礎年金は4年早める形

 設例として、「60歳代前半の老齢厚生年金」の受給開始年齢が63歳の人が、61歳から繰上げ受給するというパターンを考えてみましょう。繰上げの仕組みについては、令和元・11・1日付、本誌2341号もご参照ください。まず、老齢厚生年金(本体の報酬比例の分)の方は、2年(24カ月)繰上げになります。1カ月当たりの減額率は0.5%なので、12%となります。なお、経過的加算額の方は、簡略化のため省略します。…

この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン

労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

関連キーワード:
2020年1月1日第2345号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

もっと見る もっと見る
ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。