端数処理方法が異なる? 基礎年金額と支給額相違
2020.03.11
【厚生年金保険法】
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令和2年度の年金額が決まりましたが、老齢基礎年金の額等をみると、100円単位の「切りのよい数字」となっています。50円単位で端数処理をしていると思われますが、個人に支払われる年金には「100円未満の端数」もついています。端数について、統一的なルールがあるのでしょうか。【埼玉・M社】
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個人は1円で四捨五入 フル加入なら切りがよく
令和元年度の物価・賃金等の参考指標を踏まえ、令和2年度の年金は前年比0.2%引き上げられます。これに伴い、老齢基礎年金の額は78万1700円に改定されます。
「年金額」と一口にいいますが、個人の口座に支払われるまで複雑な計算プロセスを経ます。端数処理のルールは、段階ごとにどのように定められているのでしょうか。
年金という名のとおり、最初に決定されるのは、年間の支払額です。…
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2020年3月15日第2350号 掲載