望ましい「作業環境」は? 長時間のパソコン作業
2020.05.12
【労働安全衛生法】
- Q
テレワークの導入などパソコンを長時間使用して作業する機会も増えました。VDT作業のガイドライン(令和2年4月1日号)ですが、実際、作業に適した環境の例を教えてください。【山形・E社】
- A
-
イスや作業台にも留意を 作業目的で機器使い分け
ガイドラインでは、作業者の心身の負担を軽減し、支障なく作業を行うことができるよう、次により情報機器作業に適した作業環境管理を行うこととされています。
① 照明および採光には、
a.室内は、できる限り明暗の対照が著しくなく、かつ、まぶしさを生じさせないようにすること、
b.ディスプレイを用いる場合のディスプレイ画面上における照度は500ルクス以下、書類上およびキーボード上における照度は300ルクス以上を目安とし、作業しやすい照度とすること、
c.ディスプレイ画面の明るさ、書類およびキーボード面における明るさと周辺の明るさの差はなるべく小さくすること、
d.間接照明等のグレア防止用照明器具を用いること等としています。② 情報機器のうちデスクトップ型機器のディスプレイは、…
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2020年5月15日第2354号 掲載