外国人の一時金いくら? 帰国で掛捨てを防止
2020.07.28
【厚生年金保険法】
- Q
当社で雇用している外国人労働者が、個人的事情により帰国することに決まりました。外国人が本国に戻って生活する場合、年金の一時金を受けることができたと記憶します。本人の在職中は社会保険の被保険者として保険料を納付していました。「掛捨て防止」の措置と聞きますが、どの程度の額が戻ってくるのでしょうか。【静岡・K社】
- A
-
3年間納めた額が上限 令和3年から5年へ延長
外国人であっても、日本国内で働く場合、原則として社会保険に加入する必要があります。ただし、厚生年金については、日本人と外国人の本国間で社会保障協定が結ばれていれば、例外的な取扱いが認められています。
ご質問にある外国人労働者は、貴社で厚生年金に加入されていたとのお話です。公的年金制度は強制加入が建前で、本人の希望に基づく脱退は認められていません。
しかし、在留期間の短い外国人の場合、…
この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン
労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。
詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。
関連キーワード:
2020年8月1日第2359号 掲載