危険示す薬品どう対応? 化学品にイラストあり
2020.10.02
【安全管理】
- Q
ビル管理関係で働いています。ボイラーの管理や清掃関係で使用する化学品の中に、最近絵表示があり危険な化学品もあるようです。どのように対応すればよいでしょうか。【茨城・P社】
- A
-
ばく露時には応急措置を SDSで情報把握
化学品関係は、SDS:安全データシート(Safety Data Sheet)の提供が、労働安全衛生法において、義務付けられています。SDSには、性状はもとより、1.製品および会社情報、2.危険有害性の要約、3.組成および成分情報、4.応急措置、5.火災時の措置、6.漏出時の措置、7.取扱いおよび保管上の注意、その他安全な取扱い等が記載されています。
化学品は、有害性により、保護メガネ、保護マスク、面体、保護手袋、防護服などを使用して作業するのですが、装着せずに被災した場合、保護具にピンホールが開いていてばく露した場合など、応急措置が必要です。応急措置の主なものは以下のとおりです。…
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2020年10月1日第2363号 掲載