新入社員の災害防ぐには 入社から1年以内に多発
2017.02.07
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新入社員の安全衛生教育についてお尋ねします。当方は鉄部品を製造する中規模の職場で、毎年4月になると新卒の人が多く入社しますが、入社してから1年くらいの間に、多くの新卒者がケガや疾病を起こしています。新入社員に対する教育訓練をどうしたらよいのか、その手だてを教えてください。【秋田・Y社】
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3カ月スパンで教育実施 規程や事例からスタート
入社したばかりの従業員は、工場に設けてある機械等の扱いに慣れておらず、はさまれ・巻き込まれの危険性が他の従業員より高いといえます。また、作業に使用している有害物質あるいは作業方法の危険・有害性などについても同様で、災害に巻き込まれるおそれが随所にあるといえるでしょう。新入社員は、これらの危険かつ有害な環境の下で働くことになるので、これらの状態を踏まえた新入社員のための安全衛生教育の計画、実施が必要になってきます。
特に新入社員に対して必要と考えられる安全衛生教育を、段階的に3つに分けて、実施内容を説明します。…
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平成29年2月1日第2275号 掲載