高年齢給付が大幅縮小? 定年後の賃金に影響あり

2020.12.30 【雇用保険法】
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Q

 以前、新聞等で、「法改正により、高年齢雇用継続給付金を大幅に縮小する」というニュースが報道されていました。この問題は、再雇用者の処遇見直しを検討するうえで、重要なファクターとなります。最終的に、改正は決定したのでしょうか。どのようなスケジュールで、縮小が実施されるのでしょうか。【新潟・G社】

A

支給率は最大でも10% 65歳まで原則雇用され

 現在、再雇用等の高年齢者の生活設計は、賃金、年金、雇用保険(高年齢雇用継続給付)の3本柱で構成されています。

 年金は徐々に支給開始年齢が引き上げられていて、今年60歳定年を迎える男性は、64歳に達して初めて支給がスタートします。女性は62歳からです。

 雇用保険の高年齢雇用継続給付は、65歳までの雇用継続援助、…

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2021年1月1日第2369号 掲載
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