2014年1月配信の人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

2014.01.27 【雇用機会均等法】

セクハラ規定を変更? 施行規則改正を受けて

キーワード:
  • セクハラ
Q

 今年、均等法の施行規則が変わるという話を昨年末に聞きました。セクハラの予防に関する規定などがより厳しくなりそうですが、顧問先の人事担当者がこうした流れに不安を感じているようです。どのようにアドバイスすべきか教えてください。【熊本・S社労士】

A

同性の言動も該当と明示へ

 均等法の施行規則を改正する旨の省令等は昨年12月24日に公布され、施行は今年の7月1日です(本紙1月20日付1面)。…

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2014.01.27

産業医兼務できるか 製造業の元請と下請

キーワード:
  • 労働安全衛生法
Q

 当社は製造業の下請ですが、産業医を選任していません。元請に兼務してもらうことはできないのでしょうか。【群馬・N社】

A

両事業場間が1時間内なら

 産業医の選任が必要となるのは、常時50人以上の労働者を使用する事業場です(安衛令5条)。…

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2014.01.27

残業時間の累計に誤り? 給与明細では端数処理 特別条項発動の時間と異なる

キーワード:
  • 労働基準法
  • 労働時間関係
Q

 当社では、1日単位での労働時間の端数処理は認められないという指導を受け、1カ月単位で四捨五入する仕組みに変更しました。先日、時間外労働の実績が1年の上限を超え、特別条項を発動しました。ところが、従業員が給与明細と見比べて、「時間外労働の累計に計算違いがあるのではないか?」といいます。給与明細に合わせて処理すべきなのでしょうか。【愛知・K社】

A

36協定は実時間がベース

 労働時間は分単位で把握するのが原則ですが、1カ月単位の割増賃金額の計算等について特例が設けられています(昭63・3・14基発150号)。労働時間に関しては…

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2014.01.20

成績理由に減額可能か 高度人材の役員並み報酬

キーワード:
  • 労働基準法
  • 賃金関係
Q

 会社の業績アップのため他社で辣腕をふるっていたベテランの営業職を中途採用しましたが、思うように営業成績が上がりません。この従業員には会社の重要な会議にも参加させ、報酬も役員並みですが、業績不振を理由に報酬の額を引き下げると、問題が生じるでしょうか。【茨城・C社】

A

労働者性があると不可

 労働契約は労働者の「労務の提供」と使用者の「賃金の支払い」が根幹にあることから、賃金は労働契約上最も重要な内容の一つで、…

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2014.01.20

障害等級改定したい いつでも請求できるか

キーワード:
  • 厚生年金保険法
Q

 障害の程度が重くなったときには、障害厚生年金の額を改定することができると聞きます。障害状態を届け出る必要があると思いますが、いつでも改定を請求できるのでしょうか。【広島・N生】

A

1年間の待機を一部廃止へ

 障害厚生年金の額の改定には例えば、①新たな障害(別疾病)により、障害の程度を併合したときに障害等級を改定するようなものと、…

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