リスクアセスの進め方は 有害物質を特定した
- リスクアセスメント
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初めて化学物質のリスクアセスメントを行うに当たって、危険有害化学物質を特定しました(本誌令4・7・1号60ページ)。特定できた有害物質と作業方法に応じたリスクアセスメントはどのように進めていけば良いのでしょうか。【群馬・S社】
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厚労省が2ツールを公開 簡易版より実測望ましい
化学物質のリスクアセスメントツールとして、厚生労働省版コントロール・バンディングとクリエイト・シンプルを紹介します。いずれも労働者の化学物質へのばく露濃度等を測定しなくても、作業条件や作業方法から推定したばく露量を比較するなど、初めて使用する化学物質のリスクアセスメントツールとして適しています。
1.厚生労働省版コントロール・バンディング
ⅠLО(国際労働機関)が開発した化学物質の管理手法を、厚労省版コントロール・バンディングとして、わが国で簡易的に利用できるようにウェブシステムとして開発されたものです。仕組みは4つのステップから実施します。…
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