障害者雇用促進法

2024.12.02 【障害者雇用促進法】

0.5人どう計算? 障害者雇用率が引上げ

キーワード:
  • 短時間勤務
Q

 障害者雇用率が令和8年から、2.7%に引き上げられます。今後、当社も対象になる可能性があります。対象となるのは、労働者数37.5人以上ということですが、0.5人とはどういう意味でしょうか。【岡山・D社】

A

短時間労働をカウント

 事業主に対しては、雇用する労働者の数に障害者雇用率を乗じて得た数以上の障害者を雇用する義務が課されています(障害者雇用促進法43条)。

 常用労働者数に短時間労働者数を加えた人数に対し、…

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2024.04.02 【障害者雇用促進法】

出向者もカウントか 常時雇用労働者の範囲

キーワード:
Q

 4月に障害者雇用率が2.5%になりました。雇用すべき障害者の人数は労働者の数で決まりますが、受け入れた出向労働者も含めますか。含めるともう1人障害者の雇用が必要です。【福井・W社】

A

主たる賃金受ける側で

 障害者の雇用人数は、常時雇用する労働者(常用雇用労働者)の数に、障害者雇用率を乗じて計算した人数以上としなければならないとしています(障促法43条1項)。令和6年4月からは、常時雇用労働者数が40.0人以上の場合に1人以上雇用する義務の対象となります(令5障雇令附則3条)。対象になると、毎年6月1日時点における障害者雇用状況をハローワークへ報告することも求められます(同条7項、令5障雇則附則2条)。

 常時雇用労働者とは、…

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2023.06.28 【障害者雇用促進法】

除外率の仕組み知りたい 障害者雇用率が引上げ

キーワード:
  • 建設業
Q

 障害者雇用率の引き上げが予定されています。当社は建設業ですが、業種によるのかもしれませんが達成のハードルが高いと感じています。除外率の仕組みがあることを知りましたが、除外率としてパーセンテージが示されているのみでした。具体的な仕組みを教えてください。【茨城・O社】

A

従業員数を減算できる 新たに適用業種あり

 障害者雇用率は、令和3年3月以降、2.3%となっています(国・地方公共団体などは除く)。令和6年4月に2.5%、令和8年7月に2.7%と段階的に引き上げられます(令5・3・1政令44号)。

 機械的に一律の雇用率を適用することになじまない性質の職務もあることなどから、障害者の就業が一般的に困難であると認められる業種には、…

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2023.04.12 【障害者雇用促進法】

担当者を選ぶ義務あるか 合理的配慮の内容検討

キーワード:
  • 合理的配慮
Q

 休職明けの従業員にどのような勤務を命じるかは、本人との間で必要な配慮の内容を話し合って決定してきました。基本的に上司が対応していますが、法定雇用率の関係で一定程度、障害者を雇用する場合には担当部署等を決めておくべきでしょうか。【広島・S社】

A

障害者5人なら相談員 実務経験あれば足りる

 障害者雇用促進法に基づき配慮が求められる障害者についてまず確認します。この法律で障害者は、身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む)その他の心身の機能の障害(略)があるため、長期にわたり、職業生活に相当の制限を受け、または職業生活を営むことが著しく困難な者をいいます(法2条)。通達(平27・6・16職発0616第1号)では、障害の原因および種類の如何を問わないとしています。障害の程度が軽い者は該当しませんが、…

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2023.02.11 【障害者雇用促進法】

雇用率の算定方法教えて 改正総合支援法が公布

キーワード:
  • 法定雇用率
Q

 当社では障害者雇用率が法定に満たない状況で、改善が必要となっています。法改正が予定されているようですが、法定雇用率の計算方法など基本的な仕組みから教えてください。【愛知・U社】

A

20時間未満もカウントへ 「特例給付金」は廃止に

 事業主は、その雇用する対象障害者である労働者の数が、その雇用する労働者の数に障害者雇用率を乗じて得た数以上にしなければなりません(障害者雇用促進法43条)。障害者雇用率は少なくとも5年ごとに見直される可能性がありますが、令和3年3月から民間企業は2.3%です(障雇令9条)。従業員を43.5人以上雇用している事業主は、障害者を…

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