『養育両立支援休暇』の労働実務相談Q&A

2025.02.03 【育児・介護休業法】

選択的な措置は導入済? 休暇対象拡大して運用

キーワード:
  • 子の看護休暇
  • 養育両立支援休暇
Q

 3歳~小学校就学前の子がいる従業員に対し、10月から柔軟な働き方を選択できる仕組みを導入する際、すでに社内の制度で複数の措置が選べる場合には、新たな対応は必要ないのでしょうか。当社では、子の看護休暇の使途や対象年齢を拡大しています。【福岡・G社】

A

意見の聴取 改めて必要

 子の看護休暇の名称は、4月から子の看護等休暇に変更されます。取得理由を拡大して、小学校3年生の修了までの間、取得が可能になります。会社が子の看護休暇の対象を拡大しているときには、現行法の解釈では子の看護休暇の上乗せとして付与している状態です。

 10月以降、選択的措置の1つである「養育両立支援休暇」は、…

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2025.01.17 【育児・介護休業法】

子が2人なら休暇は何日に 10月から改正法施行 3歳以上の選択的措置

キーワード:
  • 子の看護休暇
  • 養育両立支援休暇
Q

 当社では、育介法の改正に伴い、3歳から小学校就学前までの子を養育する労働者に対する選択的措置義務として、「養育両立支援休暇」を導入することを検討しています。対象となる子が2人以上いる場合、どのような取扱いとなるのでしょうか。子の看護休暇と同じように、日数を増やす必要がありますか。【埼玉・K社】

A

年10日以上時間単位で

 3歳以上小学校就学前の子を養育する労働者に対し、事業主は柔軟な働き方を実現するための措置を講じる義務(改正育介法23条の3)が新設されました。施行は、令和7年10月です。

 事業主は2つ以上の措置を講じ、労働者がそのうちの1つを選択して利用できるようにしなければなりません。選択肢としては、「始業時刻の変更」「テレワーク」「保育施設の設置運営」「短時間勤務制度」等に加えて、…

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