
代替休暇は何の効果が? 月60時間超時間外へ代え
- 休憩・休日関係
- 時間外労働
- Q
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労使協定を見直し中で、月60時間超の時間外労働に関する代替休暇の協定をみつけました。利用者がほぼおらず破棄しようと思いますが、残す利点などあるでしょうか。【岩手・A社】
- A
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意向あれば賃金調整可能 取得不可確定時に支払う
労基法は、月60時間を超える法定時間外労働に対し、通常の労働時間の賃金額の5割以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならないとしています(法37条1項ただし書き)。一方で、この割増賃金の一部に代えて、同条3項に基づく代替休暇を与えることもできます。
代替休暇に代えるには、労使協定の締結が必要です。締結事項は、…
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