【賃金調査】厚労省/毎月勤労統計調査(28年平均速報) 現金給与総額 0.5%増の31.5万円
2017.02.20
【労働新聞 賃金調査】
5年ぶりに実質でプラス 所定内給与 フルタイムで0.6%増
毎月勤労統計調査の平成28年平均(速報)によると、現金給与総額は0.5%増の31.5万円となり、3年連続で上昇した。0.2%低下した消費者物価指数を受けて、実質賃金指数が0.7%増と5年ぶりにプラスに転じている。前年並みの24.0万円にとどまった所定内給与も、0.2%の微増ながら2年連続で改善した。雇用形態別では、短時間労働者が0.1%減の9.2万円だったのに対し、フルタイムの一般労働者が0.6%増の30.6万円と伸びている。27年平均で初めて3割に達したパート比率は、30.7%に拡大している。…
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平成29年2月20日第3101号8・9面 掲載