半年後の失業率0.2ポイント増加か 第一生命研究所
2021.01.27
【労働新聞 ニュース】
第一生命経済研究所は緊急事態宣言により、半年後に失業者が13.1万人増え、失業率が0.2ポイント悪化する可能性があるとするレポートを公表した。1月13日に緊急事態宣言が11都府県に拡大したことを受け試算したもので、2月7日までの間に、外出自粛強化による個人消費の落ち込みや、GoToトラベル停止でGDPが2.5兆円マイナスになるとしている。
失業者はGDPの悪化から半年後に増える関係にある。そのため、何も対策がなければ半年後に失業者が急増する可能性があるとした。
令和3年1月25日第3290号3面 掲載