管理者自ら「替え玉」使う 被ばく測定怠り送検 富岡労基署
2021.02.18
【労働新聞 ニュース】
放射性含むタンク解体
福島・富岡労働基準監督署(髙田豊和署長)は、東京電力福島第一原子力発電所内での解体業務に当たり、内部被ばくによる線量の測定を怠ったとして建設業者と同社工事部長を福島地検いわき支部に書類送検した。工事部長は令和元年8月1日、5日、20日の3日間、自らタンクの解体作業に従事したが、線量測定を別の労働者に受けさせ、いわゆる「替え玉」を行っていた。労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反などの疑いがある。…
【令和3年2月5日送検】
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令和3年2月22日第3294号4面 掲載