【特集2】安全ポータルで情報管理 データベースに事例を蓄積 類似災害の防止図る/戸田建設㈱

2021.02.25 【安全スタッフ 特集】
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 戸田建設では、2018年6月から「災害・事故情報共有システム」(以下、安全ポータル)を運用している。これまで電話やメールで報告していた建設作業所の災害報告などを、ウェブ画面から入力し、事前登録した関係者へ瞬時にメールで情報伝達する。災害情報のデータベース化は、災害分析を可能にし、類似災害防止対策、年度計画の立案などに役立っている。報告書作成などにかかる時間を大幅に短縮でき、作業所・安全管理部門の働き方改革につながっている。

災害発生時に関係者へ速報

 「安全ポータル」は、社内イントラネット上のデータベースで労働災害などの情報を一元管理するシステム。使い方のひとつに災害報告機能があり、作業所で労働災害が発生した際に安全ポータルで報告すると、本・支店の関係部署(施工部門・安全管理部門など)に一斉にメールが送信される仕組みとなっている。速報メールには、災害の起こった日時と工事名、災害発生状況、被災者の状況といった必要最低限の情報が記載される。…

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2021年3月1日第2373号 掲載
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