ラベルの教育義務化へ 吸入濃度に基準設ける 化学物質で自律的管理 厚労省検討会
2021.02.25
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会の中間とりまとめを公表した。従来の化学物質規制体系の見直しを図るもので、自律的な管理を基本とする方針を打ち出している。国がばく露濃度などの管理基準を定め、危険性・有害性に関する情報の伝達の仕組みを整備・拡充し、事業者はその情報に基づいてリスクアセスメントを行い、ばく露防止のための措置を「自ら選択して実行することを原則とする」もの。労働者の意識啓発・教育の強化の観点から、ラベル内容や作業上の注意点などの教育を義務化するという。ばく露限界値(仮称)が設定できる物質の場合は、労働者が吸入する有害物質の濃度が基準以下となる措置を義務付ける。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
2021年3月1日第2373号 掲載