【フォーカス】八尾トーヨー住器/残業時間が2年で63%減 テレワークやIT化で
2021.02.25
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
サテライト導入し奏功
八尾トーヨー住器㈱(大阪府八尾市、金子真也代表取締役、134人)は、近畿圏内に複数のサテライトオフィスを設けてテレワークを推進している。各社員は日々、客先に合わせて働く場所を選ぶため、ムダな移動時間が減少した。モバイル端末の導入などにも積極的で、直帰して残りの仕事を自宅で行うことなども可能に。2017年と19年を比較すると、残業時間は63%減少した。柔軟な働き方を整備した結果、大卒の新入社員については直近3年で合計13人の獲得に成功している。最近では、妊娠・出産を経験した女性社員が復職し、初めてフルの在宅勤務で働き続けている。…
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令和3年3月1日第3295号15面 掲載