重機の接触防止評価 トンネル工事をパト 横浜北労基署
2017.02.28
【労働新聞 ニュース】
神奈川・横浜北労働基準監督署(村上朋子署長)は、横浜市とともに、高速道路のシールドトンネル工事現場をパトロールした=写真。
村上署長は、「今年1月以降、管内において建設業で2件死亡災害が発生している」と話し、安全対策の徹底を呼び掛けた。
パトロールでは、玉掛け時に荷を30センチメートル吊り上げた後、ズレがないかをチェックし、「1、2、3、吊り荷良し」と呼称してから吊り上げる安全対策の説明を受けたほか、階段の重量制限に配慮し誘導する様子などを確認。また、重機の稼働範囲や安全通路の可視化などを評価した。
平成29年2月27日第3102号5面 掲載