社員育成制度で技術取得後押し 能率協会が表彰
2017.02.28
【労働新聞 ニュース】
一般社団法人日本能率協会(中村正己会長)はこのほど、「人・組織の開花と社会価値創造」をテーマに様ざまな未開拓領域を開花させる活動を対象とした「KAIKA Awards 2016」の表彰式を東京都内で開いた=写真。大賞には、㈱千代田設備とリベラル㈱の2社を選んでいる。
水道管や空調設備の管工事を行う千代田設備は、同業種では珍しく技術者を自社で直接雇用している。評価と昇進、育成などをリンクさせた「社員成長制度」によって、若手のやる気を上げつつ一流の技術を身に付けさせる取組みが評価された。佐藤信久社長は「社員の人生づくりを、この賞を機に一層励みたい」と決意を述べている。
平成29年2月27日第3102号3面 掲載