【特集2】運転傾向把握し安全走行へ 危険操作から点数化 新人ドライバー対象に/創環会
2021.03.10
【安全スタッフ 特集】
軽貨物運送業の㈱創環会(神奈川・横浜市)では、SmartDrive Fleetというシステムを活用して、委託契約のドライバーが安全に運転するようサポートしている。同システムは、リアルタイムで車両の位置情報を確認することで、ドライバーの運転状況をチェックできるのが特徴だ。急ハンドルといった危険操作などの実施回数を元に安全運転ができているか点数化。こうしたデータから運転の〝クセ〟を診断する機能も備わっている。同社では、業務に不慣れな新人ドライバーを対象に同システムを運用し、自分の運転の傾向を知ってもらうことで、安全走行を行うよう役立てている。
走行履歴からリスクを分析
SmartDrive Fleetは㈱スマートドライブが開発したシステム。デバイスをシガーソケットに挿し込むだけで、リアルタイムで車両の位置情報が把握できる。管理するための画面は、アプリをダウンロードすれば利用可能だ。管理画面はパソコンだけではなく、スマホでも見ることができる。
同システムは車両の位置情報把握だけではなく、安全運転を行うためのさまざまな機能が備わっている。例えば、急ハンドル、急加速、急減速など危険な操作の回数を元に点数化し、ドライバー個人の運転傾向をデータ化することができる。また、データに基づいて総合診断スコアが表示され、…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
2021年3月15日第2374号 掲載