映像確認して安全運転指導 亀戸労基署
2017.03.07
【労働新聞 ニュース】
東京・亀戸労働基準監督署(久末吉一署長)は、道路貨物運送業の安全管理に関する集団指導を実施した=写真。
久末署長は安全講和で「トラックホームの端からわずか90センチ転落しただけなのに、頭を打ち死亡した労働災害があった」として、小さな危険も油断できないと戒めた。
続いて、日本通運㈱、名鉄運輸㈱、DHLジャパン㈱の計3社が自社の安全対策を紹介。名鉄運輸は、上司とドライブレコーダーの映像を確認しながら本人の運転の癖を修正している。出車前の点呼時に血圧を測り、一定の数値以上の場合に乗車を拒否する取組みも行っている。
平成29年3月6日第3103号5面 掲載