パート転換で70歳まで雇用 百五銀行
2021.03.24
【労働新聞 ニュース】
㈱百五銀行(三重県津市、伊藤歳恭取締役頭取)は、4月から時給制パートタイマーの「アシストスタッフ」について、雇用年齢の上限を70歳へ引き上げる。従来は65歳を上限としてきた定年後再雇用者に対し、パートへの転換で70歳までの継続勤務を可能にする。
60歳定年制を採る同行では、希望者を1年契約の「シニア行員(月給制・フルタイム勤務)」として再雇用しており、現在は90人弱が本店での業務監査、事務指導などに従事している。4月施行の改正高年齢者雇用安定法を踏まえ、70歳までの雇用延長を実現した。時給制への転換により、週3日勤務などの柔軟な働き方も可能にする。
令和3年3月22日第3298号5面 掲載