1日の所定30分短縮 4月からブリヂストン 7.5時間労働に移行
2017.03.13
【労働新聞 ニュース】
タイヤ生産世界1位のシェアを獲得し続けるブリヂストンはこの4月から、1日の所定労働時間を従来の8時間から30分短縮し、7時間30分に切り替える。「働き方変革のトリガー(引き金)に位置付ける」(同社)もので、必要になる諸々の見直しを今後順次進めていくとしている。
生産ラインなど交替職場の社員には適用しないが、管理職も含む「非交替職場」の社員およそ8000人が対象。
同社の就業時間は現在9時~18時(12時~13時昼休み)だが、終業時刻を30分切り上げ17時30分とする。帰宅できる時間を少しでも早めることで社員の生活時間にゆとりを持たせ、個々の社員のワーク・ライフ・バランスにつなげたい考え。
会社から同社の労働組合に提案したもので、昨年11月の労使協議で2017年4月からの導入を合意していたもの。効率を上げ生産性が高まる働き方を従来から模索してきた一環で、働き方改革を進める政府の動きを「意識したものではない」。…
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平成29年3月13日第3104号4面 掲載