労災増加で注意報発令 チェックリスト活用し対策を 行橋労基署
2021.04.25
【安全スタッフ ニュース】
福岡・行橋労働基準監督署は、管内で労働災害が増加傾向にあることを受け、「京築地区労働災害多発注意報」を発令した。昨年の休業4日以上の災害は前年から27人増え201人となり、今年に入ってからも増加傾向が続いている。業種別では製造業が58件でもっとも多く、建設業、社会福祉施設でも多く発生している。また、50歳以上の労働者や経験年数の浅い労働者の被災が目立つという。警報発令期間は今年4月から12月で、事業場に向けて安全文化の醸成や安全衛生教育の実施や自主的な安全衛生活動の推進などの取り組みを促している。具体的な実施内容を確認するためのチェックリストを作成して周知を図っている。
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