【今週の視点】総合職化で転勤要件に変化 赴任時のみ手当支給
2021.05.12
【労働新聞 今週の視点】
転居の可否で格差設けず
総合職への一本化を進めてきた保険業界で、転勤要件に対するアプローチが変わりつつある。各社が勤務地限定と職務無限定の両立という課題を抱えるなか、オリックス生命保険㈱は今春、実際に転居を経て勤務する者にのみ、最大で年240万円を支給する手当を新設した(本紙令和3年4月19日第3301号4面に詳細)。転居の“可否”から“実態”に基づく処遇へのシフトは、他業界でも見逃せない。…
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令和3年5月10日第3304号7面 掲載