10種類の保護具 動画教材を作成 中災防
2021.05.13
【安全スタッフ ニュース】
中央労働災害防止協会は、新入社員や異動者などの新入者を対象にした安全衛生動画教材「安全衛生保護具の基礎知識」を作成した。公益社団法人日本保安用品協会の協力を得た。10種類の安全保護具ごとに、選び方、使い方、管理方法などをイラストや映像で解説する内容で、視聴時間は各2~3分程度と短時間で学ぶことができる。パソコンやタブレットだけでなく、スマートフォンからもアクセス可能なのが特徴だ。すべて無料で利用できることから教育現場での活用を呼び掛けている。
例えば、保護帽に関する動画では、誤ったかぶり方を紹介。「前を上げて後ろを下げてかぶる」「ヘッドバンドのサイズを調整しない、または外している」「顎ひもを緩めている、または外している」「あごひもを、前のひさし部分に掛けている」が典型とした。
正しいかぶり方として、真っすぐかぶる、頭の大きさに合わせてヘッドバンドのサイズを調整する、調整部が二重になっているものは、必ず両方調整するの3点を挙げている(写真)。
2021年5月15日第2378号 掲載