副作用での休業に4000円支給へ 山梨県

2021.05.14 【労働新聞 ニュース】
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 山梨県は、新型コロナウイルスワクチン接種の副作用で休業を余儀なくされた場合の支援策として、労働者・個人事業主向けの助成金を創設する。ワクチン接種を理由とした賃金の減少を防ぐ狙い。6月からの申請受付開始を予定している。

 助成金額は1日4000円とし、接種日の翌日、翌々日に休業した場合に支給する。接種当日に休業した場合は、当日と翌日分が対象となる。ワクチンは計2回の接種が必要なため、1回目、2回目のいずれも対象とした。

 助成対象者は、同県内でワクチンを受けた労働者と個人事業主。副作用による休業中に給与、事業所得、休業手当、傷病手当などの給付金が得られない者のほか、年次有給休暇を取得できない者も対象に含めた。該当する日に年休を取得した場合は除外する。

令和3年5月24日第3305号4面 掲載
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