出勤時被災が7割を占める 福島労働局調査
2017.03.10
【安全スタッフ ニュース】
福島労働局(島浦幸夫局長)は、平成27年度中に認定した通勤災害の現状について分析・集計を行った。全550件のうち394件(71.6%)が出勤中の災害、156件(28.3%)が退勤中の災害であることが分かった。同労働局が通勤災害の調査を行うのは初めて。
通勤方法別にみると、車254件、徒歩151件、自転車106件、バイク37件などとなっており、車が半数近くに上っている。
被災者の性別では、男性が238人、女性が312人となっており、福島県の男女比率約6:4と照らし合わせると、女性の通勤災害での被災率が非常に高い状況にあると指摘した。被災者の年齢、性別でも、40代以降で女性の比率が大幅に増えており、50代では女性が81人、男性が34人だった。
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平成29年3月1日第2277号 掲載