足場間違い探しを大阪労働局に公開 大林組
2017.03.11
【安全スタッフ ニュース】
㈱大林組は、大阪労働局の幹部職員に対し、同社大阪機械工場(大阪・枚方市)内にある「安全体感教育施設」を公開した。とくに注目されるのは、安全上の不備が隠された仮設設備のモックアップによる間違い探しを行う教育施設だ。「足場間違い探し」「型枠支保工間違い探し」の2つがある。仮設設備を用いた教育施設は全国的にも珍しい。大阪労働局の鈴木伸宏労働基準部長をはじめ4人が、大林組から概要説明を受けた後、30分ほど現地での視察を行った=写真。
同社は、「体験学習型の教育を通じ、座学では得ることのできない実体験に基づいた作業員への安全指導および仮設設備点検の能力向上を図ること」を目的に教育施設を設置。平成28年10月から運用をスタートしている。
[平成29年3月1日付2277号] 掲載