セクハラ労災認定の評価基準を見直しへ 厚労省が検討開始
2011.02.15
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、セクシュアルハラスメントを原因として発病した精神障害について、現在の心理的負荷評価表で3段階中の2の強度としている基準などを見直すための検討を始めた。
セクハラは事実関係の把握が困難な場合が多いなどの事情があることから、より深く実態を把握したうえで検討する必要があるとした。今後検討していく事項には、心理的負荷が特に強いセクハラをどう評価するか、出来事の発生を「精神障害の発病前おおむね6カ月」としている対象期間がセクハラの場合も当てはまるか、などを挙げている。
平成23年2月15日第2132号 掲載