ボイラー溶接コンクールを開催 安全作業と技能の精度競う 日本ボイラ協会
2021.05.26
【安全スタッフ ニュース】
(一社)日本ボイラ協会は5月11~13日、第50回全日本ボイラー溶接士コンクールを開催した。昨年はコロナウイルス感染症防止の観点から中止としたため、2年ぶりの開催となった。感染症対策を講じたなかで協議が行われ、参加した競技者が職場で培った溶接の技術を競った。大会は、ボイラーや圧力容器の溶接に関する安全作業の確立とボイラー溶接士の基礎技能向上を目的に行っており、炭酸ガスアーク溶接、被覆アーク溶接(厚板/中板)の3つの部門に分かれて指定された競技材の溶接を行う。作業中の安全に対する配慮のほか、競技材の外観、X線透過検査などで溶接の出来を審査する。今年11月26日に開催する全日本ボイラー大会で成績優秀者を表彰する予定。
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