【スポット】解体作業で死亡災害多発 基本的安全対策の順守を チラシつくり注意喚起 東京・向島労基署
2011.03.01
【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
向島労働基準監督署では平成22年の死亡災害(速報値)が5人で、そのうち3人が解体作業で起きている。意識不明で重体となっている労働者もおり、同労基署ではチラシを作成し、解体作業での安全対策徹底を呼びかけた。「安全帯を使っていない」「スレート屋根上で歩み板を設けていない」「上下作業になっており、連絡調整ができていない」など、本来取り組むべき事項を守っていないケースが少なくないことから同労基署では、基本的な安全対策の順守を求めている。
解体は、工事が進むに連れて危険性が高くなる特異な作業。進捗に合わせて、作業に応じた安全対策をとる必要がある。向島労基署では解体作業での死亡災害が多発しており、…
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平成23年3月1日第2133号 掲載