運転者の過労解消に指導員 事業場訪問し労務管理改善 「改善基準」順守へ徹底図る 厚労省
2011.03.15
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、トラックなど自動車運転者の間で問題となっている長時間労働対策で、新年度から「自動車運転者時間管理等指導員(仮称)」を配置する方針だ。運転者の総拘束時間や連続運転時間などの上限を定める改善基準告示に違反している事業場が少なくないため、事業場訪問を通じて告示や労働基準法などの順守を図り、労働時間管理を改善するよう指導・助言していく考え。脳・心臓疾患の発症や死亡につながる重大な交通事故など、過重労働が健康面、安全運転に影響を及ぼす危険性もあることから、長時間労働を解消していきたいとしている。…
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平成23年3月15日第2134号 掲載