本社移転受け満足度87%に エヌエヌ生命
2021.06.08
【労働新聞 ニュース】
中小企業向けの事業保険などを販売するエヌエヌ生命保険㈱(東京都渋谷区、フランク・エイシンク代表取締役社長)は、昨年5月に本社を現在の渋谷へ移転したことを受け、職場環境に対する従業員満足度が4年前の43%から87%まで改善したと明らかにした。生産性の面でもめだった効果がみられ、電話・メールによる作業中断の回数などから算出する生産性ロス時間は、1日平均67分から25分まで低減。在宅勤務時に限れば14分だったとしている。
同社では本社移転に当たり、固定席廃止などのアクティビティ・ベースド・ワーキングの考え方を採用。営業においては対面・リモートを使い分ける一方、本社部門は原則、在宅勤務を継続しており、今年4月の平均実施率は77%だった。
令和3年6月14日第3308号5面 掲載