【震災関連ニュース】復旧現場にマスク配布 メーカーが無償で提供
2011.04.15
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は3月28日、岩手や宮城など6県に使い捨て式の防じんマスク(型式検定合格品)2万枚を配布すると発表した。(社)日本保安用品協会を通じ、呼吸用保護具などを製造・販売する㈱重松製作所、興研㈱、ドレーゲル・セイフティージャパン㈱、山本光学㈱からの無償提供を受けたもの。
厚労省では、各県での被災、復旧状況を踏まえ、4月上旬~下旬をめどに、建築物解体を行う事業者などを中心に労働局を通じて配布を開始するとしている。労働局と労働基準監督署のパトロール、関係団体などを通じて、可能な範囲で行いたいとしている。
現地では防じんマスクの数が足りない現状も見られており、メーカーに保護具の増産を依頼するなど、流通強化への協力も求めている。
平成23年4月15日第2136号 掲載