【賃金事例】日置電機/経営層と年収額を交渉 役職とのズレも解消へ
2021.06.24
【労働新聞 賃金事例】
管理職に年俸制導入
日置電機㈱(長野県上田市、岡澤尊宏代表取締役社長)は今年4月、管理職層約100人に適用する人事制度を改定・導入した。新たに作成した2種類のシートを用い、当期に担う役割や成果目標をあらかじめ整理したうえで、経営層へのプレゼンを通じて自ら年収額を交渉してもらう。年1回の決算賞与は、発揮した価値に基づいて上限額を定めずに支給する。基本給部分は賃金レンジを重複型で設計し、仕組みとしては職位間で年収の逆転も発生する。資格等級を撤廃して職位の高さと連動する役割等級へ移行し、等級と役職とのズレの解消を実現している。…
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令和3年7月5日第3311号8,9面 掲載