年末年始時期の災害多発を警戒 東京・中央労基署
2012.01.01
【安全スタッフ ニュース】
東京・中央労働基準監督署(小林敏郎署長)は、12月7日、建災防東京支部中央千代田文京分会など関係団体を集め、労働災害防止を緊急要請した。管内では9月以降、クレーンやゴンドラによる災害が立て続けに起こり、建設業で4人が死亡、休業災害も前年から増えていることから警戒を強めている。
小林署長は「年末年始は非定常作業も多くなってくるので一層の注意が必要」とし、特定機械による災害防止対策とともに、墜落転落、挟まれ巻き込まれ災害の防止、火気管理の徹底、リスクアセスメントの実施など、建設、製造などでの取組み強化を求めた。
平成24年1月1日第2153号 掲載