7万枚追加支援でマスク不足に対処 被災地の労働局
2011.05.01
【安全スタッフ ニュース】
災害復旧のためのがれき処理作業が続いている岩手、宮城、福島、茨城、千葉の5県の労働局は4月11日、使い捨て防じんマスク7万枚の追加配布を開始した。既に約2万枚の防じんマスクを配布していた(前号ニュース欄既報)が、今回はさらに㈱重松、スリーエムヘルスケア㈱、日本製紙クレシア㈱、日本バイリーン㈱から無償提供があったもの。
厚労省は、提供されたマスクは日本の検定規格と同レベルの粉じん捕集能力を持つ米国規格の製品で安全性にも問題がないとしており、マスク不足に対処するため暫定的に屋外のがれき処理作業での使用を認めるとしている。
平成23年5月1日第2137号 掲載