【震災関連参考資料】地震災害後におけるクレーンの点検ポイント

2011.05.01 【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
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 (社)日本クレーン協会では、天井クレーンについて地震後の点検ポイントとしてまとめた資料を公開している。中震(震度4以上)が起こった場合、安全性を確保するために点検が求められているので、下の表を参考に異常を確認してみて欲しい。

地震災害後におけるクレーンの点検ポイント(推奨)

 以下の表は、平成7年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大地震)の後に、その地震におけるクレーンの被災事例に基づいて(社)日本クレーン協会が作成したもので、天井クレーンの点検を中心としてまとめられています。他のクレーンでも共通部分については適用することができますのでご活用下さい。

(1)走行路関係

装置名 点検項目 解説/備考
1)走行レール

① レールの側面で光っている所はないか
② レールの踏面に車輪が滑った跡はないか
③ 走行レール継ぎ目の溶接部のクラックやボルトの緩みはないか、また、走行レール継目板の変形はないか
④ 走行レール取付ボルトの緩みはないか

建家が傾いていると車輪が片当りしている場合がある

地震によりクレーンがレール上を滑ると表面に傷が付いている

2)エンドストッパー(車輪止め)

① 溶接部のクラックやボルトの緩みはないか
② 走行バンパーが左右均等にストッパーにあたっているか

見逃されやすいのでチェックが必要

(2)鋼構造関係

出典:(社)日本クレーン協会(http://www.cranenet.or.jp/
「地震災害後におけるクレーンの点検ポイント(推奨)」より

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平成23年5月1日第2137号 掲載
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