高齢化に配慮した勤務体制に 疲労溜めない走行計画を検討 陸運事業者向け手引書作成へ 厚労省
2012.03.15
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は陸上貨物運送事業の交通労働災害を防止するため、平成24年度に事業者への支援を強化する。高年齢労働者の被災が増加傾向にあることを踏まえ、年齢に配慮した勤務体制を確立するための手引書を作成する考えだ。手引書は交通労働災害防止のためのガイドラインに基づいた内容で、厚労省では今後専門家による委員会を立ち上げ、運転者に疲労を蓄積しないような走行計画の作成方法や雇入れ時の教育手法などを検討していくとしている。さらに全国7ブロックで事業者向けの研修会も実施する予定だ。…
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平成24年3月15日第2158号 掲載