土砂崩壊災害の再発防止を要請 東京・青梅労基署
2012.03.15
【安全スタッフ ニュース】
東京・青梅労働基準監督署(古屋希子署長)は2月27日、建災防東京支部西多摩分会などに上下水道工事での土砂崩壊災害防止を徹底するよう要請した。
管内の上下水道工事現場で2月23日に作業員が開削部に降りた際、側面の土砂が崩壊し、生き埋めとなり死亡する災害が発生したもの。年度末にかけて、今後、上下水道工事の着工が見込まれることから、再発防止を指示した。
要請では、工事現場に「事前調査の徹底」「適切な作業計画の作成」「土砂崩壊のための土止め先行工法の実施」「作業手順の順守」などについて指導強化を図るよう求めている。
平成24年3月15日第2158号 掲載