【ズームアップ】震災復旧で現場パトロール 混在作業は綿密な連絡調整を 重機接触防止へ合図徹底/宮城労働局
2011.06.01
【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
宮城労働局(小山浩一局長)は、仙台市で震災がれきの撤去工事が本格的に始まった4月22日から、現場の安全衛生管理、災害防止を目的としたパトロールを開始した。仙台市青葉区、若林区などのがれき処理現場とがれきの一次集積場のほか、宮城野区の仮設住宅建設現場などを視察。震災復旧という特異な作業環境のなかで危険が多数存在しており、混在作業での連絡調整の徹底、重機の接触事故防止、粉じんばく露防止のためのマスク着用など、災害防止対策徹底を指導している。
被災現場での作業目的が、車両通行の道路確保から本格的ながれき撤去へと移り、宮城労働局では対応を強化することとした。がれき処理現場や一次仮置き場、仮設住宅建設工事などでの災害防止を強く呼び掛けている。同労働局は4月22日に工事発注者である仙台市などとともに現地を視察した。…
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平成23年6月1日第2139号 掲載