死傷災害11万1349人に 2年連続増加は33年ぶり 平成23年の労働災害確定値 厚労省

2012.06.15 【安全スタッフ ニュース】
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 厚生労働省は、平成23年の労働災害発生状況(確定値)をまとめた。休業4日以上の死傷災害は、11万1349人(東日本大震災を直接の原因とするものを除く)で、33年ぶりに2年連続増加する事態となった。2万2372人で974人増となった建設業では、特に鉄骨・鉄筋コンクリート造家屋、木造家屋建築工事での墜落・転落が目立っているという。厚労省では、復旧復興工事に伴う需要の拡大から工事数が増大し、経験の浅い労働者の災害増加が背景にあるとして、新規参入者などへの安全教育支援を引き続き行っていく考えだ。また、現場では管理者不足の問題も出ていることから、職長などへの教育も今後の検討課題に挙げている。…

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平成24年6月15日第2164号 掲載
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