時短勤務整備が復職のカギ がん就労セミナー
2017.03.20
【労働新聞 ニュース】
(独)国立病院機構災害医療センター(東京都立川市)は、「がん患者 家族等の就労支援研修」を実施した。がん患者が就労する際のポイントについて、社会保険労務士法人三平事務所の三平和男代表社員(写真)が講演している。
三平社労士は、「企業が時短勤務など、社内制度を整備することで職場復帰が容易になる」と指摘。治療と就労の両立支援に向けた制度を導入した企業の実態にも触れ、「社員への配慮と制度運用が上手くいかないケースが多い」と話した。
人材活用の面において、「中長期視点でメリットがある」とも訴えている。
平成29年3月20日第3105号3面 掲載