専門家に求める条件探りシンポ メンタルヘルス研
2012.10.15
【安全スタッフ ニュース】
(公社)日本生産性本部メンタル・ヘルス研究所は9月18日、第34回メンタルヘルス大会を日精ホール(東京・品川区)で開催した。「産業現場が必要とする専門家の条件」をテーマに行われたシンポジウムでは、「産業医は必要か?」とする問いかけに対し、シンポジストが持論を展開。
こころの耳ポータルサイトの石見忠士事務局長は、「産業医選任が形だけになってしまい、月1回の職場巡視ができていない場合もある」と指摘したうえで、「従業員の休職や復職の判断等について、事業場のことをよく理解してくれている産業医が求められる」とした。
さらに、社内担当者と社会担当者の役割分担などについてシンポジストによる事例が紹介された。
平成24年10月15日第2172号 掲載